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ハンサムな顔を「武器」にした?…連続殺人犯カン・ホスン容疑者(1)



連続殺人犯、カン・ホスンのマスクと帽子がはずされた。「顔のない犯人」の顔が公開されたのだ。

31日、中央日報ジョインスドットコムには、カン・ホスンの顔をめぐり意見が飛び交った。「整っている」「ハンサムだ」のほか、「無欠で童顔だ」という反応もあった。「どこがハンサムだって?」という反発もあった。しかし「連続殺人犯のようには見えない顔」という意見が多数だった。


果たして「犯罪型顔」というのは存在するのだろうか。実はずいぶん前から学界では「顔」が犯罪研究のひとつのテーマだった。

韓南大学警察行政学科イ・チャンム教授は19世紀イタリアの法医学者、チェーザレ・ロンブローゾの事例を紹介した。ロンブローゾ氏は数千人の刑務所収監者の顔を分析し、先天的に犯罪字形の顔があると主張した人物だ。彼は「大きなあご、強いあごの線、飛び出した額、長い腕、鋭い目つき、大きくて前方に出た耳」などを「生まれつきの犯罪者の顔」と結論付けた。そして「暴力犯は額が広いが、婦女暴行犯は狭く、放火犯は顔が長くて細いが、詐欺師はほお骨が出て太っている」などと犯罪型の顔を細分化した。もちろん彼の主張は非科学的で危険な理論だという学界の非難を浴びている。

イ・チャンム教授は「犯罪型顔があるというのは科学的根拠がない」とし「有名な法頂(ポプチョン)僧侶や金寿煥(キム・スファン)枢機卿が果たして絶対的に善良な顔だと言えるか」と問い返した。



ハンサムな顔を「武器」にした?…連続殺人犯カン・ホスン容疑者(2)

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