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野党自由先進党の李会昌(イ・フェチャン)総裁は29日「国会議員の定数を大幅に削減する案を検討すべきだ」と述べた。
ソウル鐘路区太平路(チョンノグ・テピョンノ)の韓国プレスセンターで行った、自由先進党の創立1周年を記念する記者会見で提案したものだ。
李総裁は「国会議員の定数を30%ほど削減すれば、当然中選挙区制度が定着する」とした上で「議員の定数を約210人にするものの、その半分にあたる約100人は比例代表にしよう」と提案した。これは先の臨時国会の暴力沙汰を批判したすえ、取りあげた代案だった。
暴力国会の直接的な解決策については「妥協を最大限保障するため、国会議長の政治的な中立性を強化し、少数党には十分な発言の時間と機会を保障すべきだ」とした後「暴力を行使した国会議員には次回選挙での立候補を許さず、暴力議員が所属する政党に対しては国家補助金を削減しなければいけない」と求めた。
2月の臨時国会を狙って、補正予算の早期編成にも触れた。李総裁は「▽雇用の創出▽庶民・脆弱(ぜいじゃく)階層への支援▽失業給与の支援--などのために少なくとも4兆5000億ウォン(約3000億円)以上が緊急支援されねばならない」と注文した。
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