韓国の整形市場は現在、飽和状態であり、景気不況で急激に委縮している実情だ。

一方、中国医療市場は早い経済成長と医療市場開放拡大政策によって投資魅力が国際的に注目されている。

国内整形外科医として京畿道議旺市白雲湖にカフェ型整形及び肌専門クリニック「アクア整形外科」を経営中のペク・スングン院長は、中国内医療機関設立開拓者として中国進出を準備中の医師の模範事例となっている。


ペク院長は中国での数年間、病院合資設立・運営と中国整形外科病院を独自的に賃貸して運営した経験をもとに中国内医療事業に対するノウハウを蓄積した。

ペク院長は外国人としての経営失敗と成功要因、中国医療制度に対する分析を通じて上海隣近の浙江省嘉興市に１９８０平方メートル規模の整形・皮膚の美容専門病院を昨年７月から経営している。ペク院長が中小都市に病院の許可を受けて開業するまで制度的な問題だけではなく、病院運営人員管理と現地人、外国病院に対する医療装備など納品費用節減管理など障害物を乗り越えた。

ペク院長の成功要因は正確な市場分析にあると明らかにした。ペク院長は中小都市には整形外科が５～１５あり、これらの病院の月平均売上げは１億５０００万ウォン（約９８５万円）以上だという市場調査報告を受けた。

中国の整形外科病院と違うマーケティングを駆使した病院は受益率が低調だという事実も把握した。中国整形外科病院は韓国整形外科医師との合資を通じて富裕層を吸収し、高収益達成のためにテレビ広告などマーケティング戦略を展開させた。