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ガソリン価格が1カ月間に1リットル当たり130ウォン(約8.3円)上昇した。軽油は70ウォン程度上がった。
韓国石油公社が運営するガソリンスタンド総合情報システムによると、26日の全国のガソリンスタンドの平均ガソリン価格は1リットル1419.96ウォンだった。最近の最低値だった昨年12月30日の1287.45ウォンより132.51ウォン上昇した。軽油は26日に1リットル1335.54ウォンで、昨年末に比べ67.09ウォン上昇した。
税金が上がったことが主要因だった。政府が昨年3月に物価安定のため油類税を10%下げたが、今年1月1日に元に戻した。これによりガソリンは1リットル82ウォン、軽油は57ウォンの引き上げ要因が生まれた。しかしガソリン類の価格は1月1日付で一気には上がらず、徐々に上昇した。ガソリンスタンドが税金引き上げ前の昨年12月に供給を受けたものが今年に入っても残っており、税金引き上げ分を販売価格に段階的に適用していたためだ。
国際原油価格が上がりウォン安になったことも価格上昇につながった。シンガポール現物市場のガソリン価格は昨年末に1バレル=36ドルから最近では52ドルと44%上がった。大韓石油協会関係者は、「中国とインドが精油工場を新設・増設しており、ガソリン供給が徐々に増えている。為替相場が安定すれば第1四半期に国内のガソリン価格も安定するだろう」と話している。
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