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「視聴率が20%を超えただけでも十分だと思いましたが、周囲では40%を期待しています。体感視聴率はもう80%を超えました」--。
妻の誘惑チャン・ソヒ(37)が、ドラマ視聴率に対する期待値が高く現れていることに対し、笑いを隠すことができない。「周囲の期待はプレッシャーですが、視聴率が今後も上がるのかについても気になっているのは事実です」と言いながら笑った。
昨年11月3日、視聴率12%でスタートしたSBS連続ドラマ『妻の誘惑』(脚本キム・スンオク、演出オ・セガン)は、放送1カ月後に20%を超え、今月2日には30%を突破して連日記録更新中だ。視聴率が10%台の前半を記録する平日午後7時30分台の時間帯では驚異的な視聴率だ。
「本当にうれしい。感謝しています。1週間に6日ぶっ通しで撮影し、1日休んだだけでも力が自然にわいてきます」
チャン・ソヒは3年ぶりの韓国テレビドラマ復帰が決まり、緊張していた。2003年MBC連続ドラマ『人魚娘』以後『妻の誘惑』が何か反響のあるドラマになることを期待していた。
『妻の誘惑』は現在、大反響を起こしている。視聴者たちもこのドラマを多様な見方で消費しながら楽しんでいるのだ。
「特に主婦たちの忠誠度が非常に高い。ご主人と子どもばかり見て暮らしてきた主婦たちは、一生を捧げて後押しした人に裏切られれば崩れてしまいます。そのときに恨みを抱く女性たちは多くても、現実的には何もできない。でもウンジェが代わりに復讐をするから痛快なんですね」
また「何より私たちはすべての女優たちが演技においては自負心を持っている。悪役たちも演技がうまいと称賛されているだけに胸がいっぱい」と話す。
「率直に“マクド”(=マクチャンドラマ、非現実的で無理やり作った感じのするドラマ)という表現を聞けば心が痛みます。私よりスタッフの方がもっと残念に思うでしょう」とし「明らかに言えることは、私たちは食事を楽しんだりする時間ももたず、ひたすら撮影していること。視聴者たちに代わりに満足してもらえるように努力しています」と話した。
「このドラマが面白いことは単純に復讐だけにとどまらないからだと思います。ウンジェとコヌの切ない恋が関心を集めています。ウンジェはキョビンの前では徹底的に二重人格者の姿を見せますが、コヌの前では限りなく純粋になります」
視聴率30%で年を明けたチャン・ソヒは「今年は新しく飛躍する1年になると思います。皆が笑う2009年になることを願っている」と新年のあいさつをした。
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