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シンガポールに化粧品の韓流ブーム広がる

シンガポールで化粧品の韓流ブームが広がっている。

マレーシアなど東南アジア地域に在住する韓国人向けの情報誌「ハンナプレス」が最近報じたところによると、シンガポールの化粧品市場で韓国のブランドが善戦中だ。

不況の中でも肌への投資を惜しまない女性顧客が着実に売り場を訪ねているからだ。多くの顧客が韓国のブランドを買い求めている。それだけ品質が良いからだ。昨年22日午後3時、シンガポール・テマセクアベニューのサンテック・シティモールにある化粧品の売り場には韓国人歌手のキャロルが流れ、販売員は「アンニョンハセヨ!(こんにちは)」という韓国語で挨拶し、顧客を迎えていた。


この売り場にはウィークデーだけでも1日約150人、週末には約300人が訪れている。韓国コスメ「ザ・フェイスショップ」のシンガポール広報マーケティング担当マネジャー、シルビアさんは「そのうち、約65%の顧客が製品を購入する」と話した。

MRT駅のハーバーフロントにつながるもう一つの大型ショッピングモール、ビボシティの中にある韓国コスメ・アモーレパシフィックのブランド「ラネーズ」の売り場の職員は「韓国人女性は美肌という認識が高く、韓国の基礎化粧品を買い求める顧客が多い」と説明した。

04年11月にシンガポール市場に参入したザ・フェイスショップは約20の売り場を確保し、今年、05年比880%増の売上達成を目指している。アモーレパシフィックのラネーズも毎年最小20%以上の成長ぶりを見せていて、今年の成長率は30%を上回ると予想される。ラネーズはオーチャードロードの伊勢丹など8のデパートに入店している。



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