韓国大手通信会社のKTとSKテレコムの昨年の実績は不振に終わった。KTは分期別の実績で初の赤字を出した。
KTは23日、「昨年の第3四半期に266億ウォン(約17億円)の当期純損失を記録した」と明らかにした。2003年の第2四半期以来、初めての赤字となる。売上は昨年同期比よりも4%減少した2兆8753億ウォン(約1836億円)、営業利益は55%減少した836億ウォン(約53億円)だった。
また年間実績も低調だった。売上11兆7848億ウォン(約1836億円)は2007年に比べ1.3%、営業利益1兆1136億ウォン(約711億円)と当期純利益4493億ウォン(約287億円)は各22.54%減少した。3大経営指標がすべてマイナス成長となり、2002年の民営化以来、最悪となった。決算配当も民営化以来、最も少ない1株あたり1120ウォン(約72円)となった。この会社の広報室は「景気低迷と南重秀(ナム・チュンス)前社長の辞任による経営空白が第3四半期の実績に影響を及ぼしたようだ」と明らかにした。固定電話の加入者数が2000万世帯を下回ったことから、この部門の売上が前年に比べ8%減少した。また長期加入・結合商品の顧客に対する料金割引も売上減少につながった。
一方、SKテレコムの昨年の営業利益2兆599億ウォン(約1315億円)と当期純利益1兆2777億ウォン(約815億円)は前年に比べ、それぞれ5.22%減少している。営業利益は過去8年間で最低となった。しかし、売上は11兆6747億ウォン(約7455億円)で3%増加している。第3四半期の売上がKTの売上を初めて上回り、注目を浴びた。KTのイ・チャンセ部長は「SKテレコムが通信市場に及ぼす影響力は、KTを圧倒する水準。SKテレコムがKT-KTFの合併を反対する理由はない」と主張した。一方、SKテレコムのホ・ジェヨン部長は「KTが経営損失を隠そうとしてKTFとの合併を試みている」と話している。
KTは23日、「昨年の第3四半期に266億ウォン(約17億円)の当期純損失を記録した」と明らかにした。2003年の第2四半期以来、初めての赤字となる。売上は昨年同期比よりも4%減少した2兆8753億ウォン(約1836億円)、営業利益は55%減少した836億ウォン(約53億円)だった。
また年間実績も低調だった。売上11兆7848億ウォン(約1836億円)は2007年に比べ1.3%、営業利益1兆1136億ウォン(約711億円)と当期純利益4493億ウォン(約287億円)は各22.54%減少した。3大経営指標がすべてマイナス成長となり、2002年の民営化以来、最悪となった。決算配当も民営化以来、最も少ない1株あたり1120ウォン(約72円)となった。この会社の広報室は「景気低迷と南重秀(ナム・チュンス)前社長の辞任による経営空白が第3四半期の実績に影響を及ぼしたようだ」と明らかにした。固定電話の加入者数が2000万世帯を下回ったことから、この部門の売上が前年に比べ8%減少した。また長期加入・結合商品の顧客に対する料金割引も売上減少につながった。
一方、SKテレコムの昨年の営業利益2兆599億ウォン(約1315億円)と当期純利益1兆2777億ウォン(約815億円)は前年に比べ、それぞれ5.22%減少している。営業利益は過去8年間で最低となった。しかし、売上は11兆6747億ウォン(約7455億円)で3%増加している。第3四半期の売上がKTの売上を初めて上回り、注目を浴びた。KTのイ・チャンセ部長は「SKテレコムが通信市場に及ぼす影響力は、KTを圧倒する水準。SKテレコムがKT-KTFの合併を反対する理由はない」と主張した。一方、SKテレコムのホ・ジェヨン部長は「KTが経営損失を隠そうとしてKTFとの合併を試みている」と話している。
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