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GM大宇(デウ)自動車が早ければ8月に量産に入る「マティス」第3世代の情報保安維持に全力を挙げている。
GM大宇は12日に米デトロイトで開かれた北米国際自動車ショーで、「マティス」の後続モデルとなるシボレー「スパーク」の実物を公開せず、写真だけを公開した。マークも大宇ではなくGMの米市場ブランドのシボレーのものを付けて紹介した。GM大宇はこのモデルの実物は3月のジュネーブモーターショーで公開するとしている。
このモデルを生産することなるGM大宇の昌原(チャンウォン)工場は、公式発表前に新車情報が漏れないよう保安に集中している。競合メーカーやメディアを通じて情報が流出しないか出入りを統制するのはもちろん、試作品生産区域は保安カードを持った従業員以外の立ち入りを禁止している。
第2世代の「マティス」を開発した当時、公式発表の前に情報が外部に漏れ会社中がひっくり返るほどの騒ぎになったためと関係者は説明している。
以前は特別な場合には写真撮影をしないなどの条件をつけて生産現場への接近を認めるケースもあったが、2002年10月にGMが大宇自動車を買収してからは保安がより強化されている。
「マティス」シリーズは全世界に輸出されているドル箱商品だが、まだ北米市場は攻略できずにいる。第3世代は北米市場でも反応がよく、シボレーブランドで2011年から輸出に乗り出すというのがGMの戦略だ。
このため会社側は排気量も既存の800ccから1000ccに引き上げ、「革新的なデザイン、最高の燃費と経済性」を持たせたと強調している。
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