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学士・修士・博士課程をすべて国内で修了した‘国内派’科学者が外国名門大の講壇に立つことになった。
光州(クァンジュ)科学技術院(GIST)は、GISTで博士学位を取得したチョン・イルソク氏(34)がデンマーク工大光工学科の助教授になると19日、明らかにした。
デンマーク工大は、05年に英日刊紙ザ・タイムズが世界2375大学を対象に行った大学評価で工科大学部門60位に入っている。
京畿(キョンギ)科学高校出身のチョン氏はKAIST(韓国科学技術院)物理学科で学士・修士課程を終えた後、01年に光州(クァンジュ)科学技術院情報通信工学科博士課程に入学し、06年2月に学位を受けた。
06年12月からはデンマーク工大で研究員として、欧州連合(EU)基金を受けながら、ヨーロッパ6カ国の研究チームと共同でプロジェクトを遂行してきた。
チョン氏は「デンマーク工大で研究する分野が自分の関心分野と一致するうえ、ヨーロッパ各国の大学の研究所とネットワークがよく形成されているので志願した」と説明した。
チョン氏を指導した李用卓(イ・ヨンタク)光州科学技術院情報通信工学科教授は「国内で育った博士が海外名門大学の講壇に立つというのは珍しいこと。海外に留学できない人たちに勇気と自信を与えてくれる」と語った。
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