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朝鮮時代の文化財で宿泊体験!

全羅南道羅州(チョンラナムド・ナジュ)市は18日、朝鮮(チョソン、1392~1910年)時代に牧使(文官)の宿舎に使われた錦城館、郷校など文化財を宿泊体験の空間に開放すると発表した。

観光客によりなじみのある「芸術文化の空間」に活用するため、ひとまず牧使が起居していた官舎の内衙(ないが 文化財資料第132号)を今月末から開放する。このため母屋、門屋など部屋8室をオンドル部屋に変えるほか、飾り棚の配置や左官工事などリニューアル作業をすべて終えた。

部屋には羅州盤(羅州伝統の机)の無形文化財と木造伝授者らの考証を経た作品を配置し、天然染色した絹のふとんも準備した。また錦城館(地方文化財第2号)の左右に復元された東翼軒、西翼軒も、それぞれ2室ずつ計4室を団体観光客が利用できるようになる。


かつて文官が教育と祭事を行った空間の羅州郷校は、最近復元された東斉と西斉を中心に宿泊と儒者体験などが可能な空間に作られる。羅州市関係者は「最近急増した韓屋(韓国式の住宅)マニアをターゲットにした新しい観光商品になるだろう」とし「多様な文化、芸術のイベントを企画し、全国最高の歴史、文化都市に生まれ変わる」と説明した。

一方、羅州牧は高麗(コリョ、918~1392)時代の成宗(ソンジョン、高麗第6代王)2年に設置された後、朝鮮時代までのおよそ1000年間維持され、2007年には官衙(役所)と錦城館、郷校などが国家史跡地(第483号)に指定された。



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