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青瓦台(チョンワデ、大統領府)がソル(旧正月)連休(24~27日)を控え、李明博(イ・ミョンバク)大統領の名義で発送する贈り物に、大邱達城郡(テグ・タルソングン)などの特産物を選んだ。
達成は、07年大統領選に向けたハンナラ党の党内選挙で、李大統領と朴槿恵(パク・クンヘ)元代表が激戦を繰り広げた地方区。青瓦台は16日、各界の主要関係者およそ5500人に送る旧正月のギフト(写真)を公開した。
ギフトはクチナシの実、白蓮、黒米などで作った餅「4色カレトク」とシイタケのセットで、価格は約5万ウォン(約3300円)。うちカレトクは達城郡の特産物で、シイタケは全羅南道長興(チョンラナムド・チャンフン)と康津(カンジン)で生産されたものだ。
ギフトを準備した総務秘書官室の関係者は「嶺南(ヨンナム・慶尚道)と湖南(ホナム・全羅道)の和合を象徴するという意味で、大邱と長興、康津の特産物を購入した。特に嶺南の特産物は、党の和合に努めるという趣旨から達城郡の農産物を選んだもの」と説明した。
こうしたギフトのアイデアは、金伯駿(キム・ベクジュン)総務秘書官が提案したという。金秘書官は李大統領が現代(ヒョンデ)建設の社長だった76年から大統領を補佐してきた最側近。李大統領もギフトセットに満足感を表したと伝えられた。
一方、青瓦台は昨年政府と関係がこじれた仏教界の指導者には茶のセットを、親のいない少年少女にはMP3プレーヤーや商品券などを贈る予定だ。
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