韓相律（ハン・サンリュル）国税庁長が１５日夜、青瓦台（チョンワデ、大統領府）に辞意を表明した。

韓庁長はスポークスマンを通じ「１５日夕、辞意を示した。以前から心を空にした状態だった」と述べた。韓庁長は今月１３日の記者会見で「常に心を空にしている。進退は人事権を握る人が決めるべきものだ」と話していた。

キム・ギョンス国税庁スポークスマンは「韓庁長が本人に関する疑惑については特にコメントしていない」と伝えた。全君杓（チョン・グンピョ）前国税庁長夫人のイ・ミジョン氏は最近「韓庁長が次長時代、全前庁長に人事依頼とともに絵をプレゼントした」と主張したが、韓庁長はこれを事実無根だと反論してきた。