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「バッテリー技術」でリードする日本…韓国が追撃(2)

 リチウム二次電池は携帯電話やノートブックコンピューター、PMP、MP3など日常生活で見られるモバイル製品のエネルギー源として広く使われる。 国内では日本より10年遅い00年にLG化学と三星SDIが量産に入った。 国内企業はリチウム二次電池の設計技術と製造技術を基礎に、日本企業が独占していた市場で競争力を確保し、昨年、世界シェアは約30%を記録した。

これを受け、韓日間の技術開発競争が激しくなっている。 日本は92年から01年までの10年間、電力保存用リチウム二次電池と小型電気自動車用リチウム二次電池の開発に166億円を投じた。 また02年から06年まで燃料電池自動車用リチウム二次電池の開発に53億円を支援した。

現代車とLG化学が主軸の韓国は04年から次世代電池成長動力事業の一環として‘HEV用高出力リチウム二次電池開発」に5年間で160億ウォンの予算を投入した。 そして昨年、知識経済部はプラグインハイブリッド車(PHEV10、PHEV20)用の二次電池と関連したシステム開発に5年間で400億ウォンの予算を支援することにし、2013年の量産を目標にしている。


現政権は環境車分野を新しい成長動力事業に選定、今後グリーンカー分野で世界4大強国入りするというビジョンを提示した。 二次電池の市場競争は部品・素材の源泉技術開発にかかっている。 ハイブリッド車用の二次電池は商用化された素材を活用しても問題はないが、プラグインハイブリッド車と電気車は、エネルギー密度が高く安全性の高い新しい素材を使用しなければならない。

リチウムイオンの陽極と陰極の素材の保存能力を高める研究開発が必要で、安全性を高めるための電解質と隔離膜の開発も急がれる。 また電力保存用の二次電池は価格競争力を確保できる素材とシステム開発が必要だ。 世界バッテリー戦争はこうした次世代の課題を誰が先に達成するかにかかっている。



「バッテリー技術」でリードする日本…韓国が追撃(1)

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