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日本の韓流 ‘本物’より‘俳優’歌手が効率的?

(左)キム・ボム、(右)イ・ジェファン



キム・ボム、イ・ジェファン、キム・ジェウォン、チョ・ヒョンジェなど次世代韓流スターを狙った新鋭が我先にと日本で歌手活動を始めている。

キム・ボムは最近、日本の芸能プロダクション、グローリーエンターテイメントと契約し、3月にシングルを発表して歌手デビューする。 イ・ジェファンは日本のタレント事務所アンジェリークに所属し、4月から歌手活動を始める。 キム・ジェウォンとチョ・ヒョンジェはすでに録音を終え、発売の時期を調整している。


‘本物’歌手ではBoA、ピ(Rain)、東方神起(トンバンシンギ)など少数のトップスターだけが韓流スターとして名声を得ている点を勘案すれば、韓流スターを狙う俳優の日本歌手デビューブームは異彩を放つ。 日本の韓流においては、‘本物’の歌手より、俳優が歌手として効率的な成果を上げるという‘奇現象’が起きている。

これはリュ・シウォン・パク・ヨンハなど国内では俳優だが、日本では歌手として活動しているためだ。 リュ・シウォンとパク・ヨンハはSBS(ソウル放送)ドラマ「美しき日々」とKBS(韓国放送公社)ドラマ「冬のソナタ」に出演し、日本で顔が知られた。 主人公ではなかったため、ドラマだけで韓流スターに浮上するのは難しかったが、歌手として活動しながら日本ファンの中に食い込み、大型韓流スターとして成功したケースだ。

ドラマを通した韓流はプロモーションとファンミーティングに限られるため単発的だが、歌手活動を並行すれば、コンサートやショーケースなどさまざまな活動で着実に韓流の勢いを継続できる。 露出の頻度が高まり、短期間に韓流スターとして定着するという長所もある。

パク・ヨンハの所属事務所ヨナエンターテイメントのユン・ヨン代表は「韓流後発走者のパク・ヨンハが短い時間で最高の地位に上がることができたのは歌手としての現地化戦略に成功したため。日本語のアルバムで親密度も高めたのも功を奏した」と述べた。

リュ・シウォンとパク・ヨンハの日本アルバム購入層はレコード市場の死角地帯にあった30歳代半ば以上の女性ファンと分析されている。 こうした日本の女性ファンは韓流スターに対する憧れから積極的な購買者になり、新しい市場を形成した。

リュ・シウォンが日本でもごく少数のトップスターだけが行う東京ドームコンサートを、パク・ヨンハが武道館公演を実現させたのが代表的な例だ。 イ・ジェファンが所属するダンディエンターテイメントのイ・ヒョンジョン氏は「日本側から積極的な歌手活動の話があった。 日本側はリュ・シウォンやパク・ヨンハの成功を継続する新鋭を求めている」と語った。



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