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政府北核団長、明日平壌へ

北核6カ国協議の韓国側次席代表である黄浚局(ファン・ジュングク)外交通商部北核外交企画団長が、15日から北朝鮮を訪問する。北朝鮮の寧辺核施設に保管されている未使用の核燃料棒の調査と処理問題を論議するための訪朝だ。李明博政府発足以後、局長級以上の政府当局者が平壌を訪問するのは初めてだ。黄団長の訪朝には徐斗鉉(ソ・ドゥヒョン)統一部経済分析課長と韓国原子力研究所救援らの専門家たちが同伴する。

今回の訪朝は韓国政府が未使用の燃料棒を購入するための事前の調査と見る見方が優勢だ。金塾(キム・スク)韓半島平和交渉本部長は「(購入決定に先立ち)実際に行って商業的価値がどの程度なのかに対する実務的で専門的手続きが必要だ」と述べた。

未使用の燃料棒を原子炉に入れて燃やした後、再処理をすれば核兵器製造原料であるプルトニウムを抽出することができる。外交部当局者は「北朝鮮が保有している未使用の核燃料棒1万4000個に入っているウランの量は100トンを超える」と明らかにした。国際時勢で計算すれば1000万ドルを超える。6カ月協議の無能力化合意には「未使用の燃料棒を曲げて使うことができないようにするか、海外に搬出する」と規定されている。韓国がこの燃料棒を購入する場合には、再加工を経て国内原子炉に電力生産用として使うことができる。

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