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(左)李亀沢、(右)鄭俊陽 |
1年2カ月の任期を残している韓国鉄鋼最大手ポスコの李亀沢(イ・グテク、63)会長が15日の取締役会議で辞意を表明する。
後任には鄭俊陽(チョン・ジュニャン、61)ポスコ建設社長が有力視される中、尹錫万(ユン・ソクマン、61)ポスコ社長も候補として検討されている。匿名を求めたポスコ幹部は13日「李会長が来月の定時株主総会に先立ち、自主的に辞意を表明する形で辞任する予定だ」と伝えた。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に会長に就任した李会長は07年2月の株主総会で、2010年2月までの任期延長が決まっていた。この幹部は「李会長が、新政権に負担をかけないため、最近勇退を決めた」と付け加えた。民間企業だが、公企業の性格が強いポスコは歴代会長の大半が新政権が発足するたび更迭された。
後任会長に有力視される鄭社長はソウル大工業教育科を卒業し、75年に公開採用の第7期としてポスコに入社した。光陽(クァンヤン)製鉄所長を歴任するなど主に生産分野を担当してきた。新会長は来月27日の株主総会で最終的に決まる。
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