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南米アマゾン川に住むアマゾンカワイルカ(ボト=Boto、ピンクイルカ)は世界5大動物に属する。生息地が破壊され、住民たちがナマズの餌に使うために乱獲したことから絶滅危機に瀕している。
国連環境計画(UNEP)韓国委員会とポータルサイトネイバーは先月から「アマゾンカワイルカを守ろう」オンラインキャンペーンを行っている。1000万ウォンの募金が集まればアマゾン川でアマゾンカワイルカを保護する非営利民間研究団体である「プロジェクトボト」にボートを寄付する予定だ。8日まで1500人あまりが120万ウォンを寄付した。UNEPは6月までキャンペーンを続ける予定だ。
寄付に参加したネチズンは「少ない金額だがアマゾンカワイルカに大きい力になったらいい」とし「ボトファイト」という書き込みを残した。
プロジェクトボトによると、残されたアマゾンカワイルカは400頭が全て。アマゾンカワイルカが3000万年前から今までアマゾン川に棲むようになったのは地殻変動によって海に帰ることができなかったからだ。水が濁るアマゾン川で泳いでえさを取りながら、他のイルカとは違い徐々に視力を失っていった。代わりに超音波でえさの位置を感知する能力が発達した。めすを自分のものにするために争って雄が傷ついたとき、最もきれいなピンク色を帯びるという。
UNEPのソビコミュニケーションチーム長(29)は「ミャンマー・ラオスなどの淡水で生きるイルカが消え、旗艦種を保護するためにキャンペーンを始めた」と言った。旗艦種は生態系の多くの種の核心となる生物種だ。海外旗艦種生物を保護するための努力はオフラインでも進行されている。韓国ヒョウ保存基金は2004年からロシアアムールヒョウを保護するために力を注いでいる。ロシア極東地方に生息するアムールヒョウは、現在個体数が30頭ほどしか残っていない。保存基金は会員80人から毎月基金を受け、チグリス財団に送っている。1996年に設立されたチグリス財団は、アムールヒョウの密猟防止に力を入れている。保存基金キム・ドンヒョン会長は「毎月50万ウォン程度が集まればチグリス財団に送る。後援金は無線機など装備購入と密猟監視員の人件費に使われる」と述べた。
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