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ネットユーザーら、ミネルバの実体に衝撃

インターネットの討論サイトに偽りの情報を掲載したとして、電気通信事業法違反容疑でソウル中央地検に緊急逮捕された30歳の男「ミネルバ」の実体がわかった後、ネット上で議論が沸き起こっている。

「ミネルバ」というハンドルネームで知られるこの男は、ネット上で株価や金融危機など経済動向を的確に予測していたが、捜査当局によれば、男は短大卒の無職で、「経済学を独学で学んだ」と供述している。

ニュースポータル「ジョインス」のほか、ポータル「ダウム」のアゴラの掲示板などでは「ミネルバ」の正体の真偽をめぐる議論も広がった。ミネルバが「50代でエリートの経済専門家」だと信じていたネットユーザーらは「むなしい」という反応だ。


「シンソンデ」というハンドルネームを使うネットユーザーは「こんなに若い人が多くの人をもてあそんだ」と書き込んだ。ハンドルネーム「ルシン」さんは、ミネルバが自ら公開した履歴に触れ「国際通貨危機の当時、祖国の現実に背を向けてすまないって?97年ならミネルバが高校で技術を習っていたときだ」とした。

ハンドルネーム「ddaesk」を使うイ・デシクさんは「政府が金融機関に何かを指示する場合、そうした文書を残すはずがない。それがミネルバをワナに落とした」と指摘した。「30代の無職者の書き込み」に無防備だった政府を批判する声も高まっている。ハンドル「グニャンハル」さんは「真偽とは関係なく(経済チームは)恥じるべきだ」とした。

ハンドル「トータルサッカー」さんは「ミネルバが本当に30代の無職ならば、企画財政部が直ちに採用しなければいけない」と皮肉った。ハンドルネーム「SLCCK」さんは「ミネルバの予測が虚偽情報の流布だったとすれば、経済学者とマスコミ、証券会社の研究院いずれも流言飛語を流布しているのも同然だ」と主張した。



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