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伝統の壷をイメージした野球場、来年9月に完工



撤去された東大門(トンデムン)野球場に代わる西南圏野球場が躍動的な曲線と波模様で建設される。

ソウル市は7日、九老区高尺洞(クログ・コチョクドン)の5万7000平方メートルの敷地に建設される西南圏野球場の設計案として、現代産業開発のコンソーシアムが提出したものに確定したと明らかにした。競技場は延べ面積2万529平方メートルで、地下1階地上4階規模となる。観客席は2万303席。現代産業開発は今月中旬に工事を開始し、2010年9月に完工する予定。事業費は473億ウォンを見込んでいる。


設計案によると、野球場は伝統的な壷のやわらかな曲線と、連続した波模様が組み合わさり、スポーツの躍動性を象徴するデザインとなった。競技場からの騒音に配慮し、外野に防音壁を設置し、屋根の下に照明を設置して光が住宅街に広がらないようにした。また雨水と地熱を活用する親環境エネルギーで内部と外部の施設を稼働し、カラー電光掲示板と高画質テレビ中継設備も設置される。野球場記念館とプール、ヘルスセンター、家族公園なども京仁路沿いに配置し、競技場近くに住む住民らが利用できるようにする。





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