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第2ロッテワールドの新築検討案、許容されることに

韓国政府は7日、ソウル蚕室(チャムシル)への第2ロッテワールドの新築を許可した。韓国政府はこの日、趙重杓(チョ・ジュンピョ)国務総理室長主宰の行政協議調停委員会・実務委員会を開き、ソウル空港の東側滑走路の角度を3度ほどずらす国防部の案が妥当だと判断、空軍とロッテが費用の問題などを含め、追加で協議することにした。

趙源東(チョ・ウォンドン)総理室国政運営室長は「ロッテが“費用を負担する”と明示したうえ、国防部で新しい案を出していることから(飛行の安全案に対して)、再議論をすることにした」とし「費用(分担)の問題だけが残っている」と話した。国防部が提示した‘3度の修正案’はソウル空港にある逆‘V’字型の2本の滑走路のうち、東側滑走路の下段部を3度ほど西側の滑走路の方に移動させる内容だ。国防部は、このためには1000億ウォン(約72億円)以上の費用がかかるものと推定している。国防部の金光佑(キム・グァンウ)軍事施設企画官は「東側滑走路を西側滑走路の方に寄せれば飛行安全区域が縮小し、城南(ソンナム)の一部地域の高度制限が解除される」とし「1カ月以内に結論が出る見込みだ」と話している。ロッテはこれと関連し、この日の資料を提出して「飛行の安全に必要な措置をロッテ側の負担ということで、空軍と協議し用意していく」と明らかにした。

1994年から推進されてきた第2ロッテワールド建設はロッテグループの念願事業の一つで、112階(555メートル)建ての建築物の建設が計画されているが、軍当局は「飛行の安全に問題がある」という理由から反対してきた。しかし、李明博(イ・ミョンバク)政権になり、昨年9月に開かれた投資活性化と雇用拡大のための民・官協同会議で第2ロッテワールド新築検討案が提起され、雰囲気が変わった。

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