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日本のプロ野球巨人の李承燁(イ・スンヨプ、33)が昨年の不振を巻き返すため巨人の春季キャンプに早期合流する。
日本の日刊スポーツは6日、「李承燁が27日から宮崎で実施される巨人の合同自主トレに参加するだろう」と報じた。
巨人は2月1日に春季キャンプをスタートする。李承燁を含む外国人選手らはこの日から合流するのが通例だ。しかし李承燁はいち早く日本入りし、例年より早く宮崎キャンプに合流する計画だ。昨年は主に2軍で過ごし、日本シリーズで不振だった李承燁の意志が垣間見られるものだ。日刊スポーツは、「李承燁がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表入りまで辞退して2009年を勝負の年としてキャンプ初日からアピールを決める構えだ」と伝えている。
李承燁は昨シーズンが終わって以来徐々に崖っぷちに追い込まれている。原辰徳監督は例年と違い、李承燁のレギュラーを保障しなかった。ラミレス(外野手)、小笠原(三塁手)、阿部(捕手)の3人だけがレギュラーに確定している。
チーム内の複雑な構図により、ともすれば小笠原に一塁手の座を奪われかねない。また5番打者の座をめぐっては高橋らと激しい生存競争を展開しなくてはならない。李承燁は「例年より早くペースを上げたい。今年は予定より早く日本に行く」と明らかにしている。
李承燁のキャンプ早期合流はWBC出場が事実上不可能だということを意味する。すでに数回にわたりWBC代表チーム入りを辞退する発言をしており、2009年シーズンに備え体を仕上げたい考えだ。
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