ＭＢＣ（文化放送）バラエティー番組『無限に挑戦』チームが７日、‘ボブスレー編’撮影のために長野に向け出発する。

『無限に挑戦』は昨年、劣悪な環境にある韓国ボブスレーチームの韓国代表選抜戦の費用を支援するため、‘ボブスレー特集’を企画した。トレーニングルームひとつないボブスレーチームが昨年１月、米国・ソルトレイクシティで開催された「２００８米国カップ」で銅メダルを獲得したのがきっかけとなった。


日本で開催されるボブスレーチームの韓国代表選抜戦に企業からの後援が得られず、費用の準備が難困になると、撮影と同時に韓国代表選抜戦を行う方法で制作費を支援することにした。

しかし昨年１２月２６日からＭＢＣのストライキが続き、実行が不透明になった。演出者のキム・テホ・プロデューサーとチェ・ヨンジェ・プロデューサーが労働組合員としてストライキに参加しているからだ。

このような状況にも関わらず、撮影を強行する理由についてＭＢＣの関係者は「昨年９月から特集を準備してきており、ストライキ前に現地での日程をすべて調整した。韓国代表選抜戦も同時にかかっていることから、断念できない」とし「演出スタッフが不在でも、進行に大きな問題はない」と明らかにした。

すでに『無限に挑戦』のメンバーであるユ・ジェソク、パク・ミョンス、チョン・ジュナ、チョン・ヒョンドン、ハハ、チョン・ジンらは日本ロケの準備を終えている。しかし両プロデューサーの同行については、まだ話し合いが行われている状態だ。

『無限に挑戦』チームは１１日に帰国する予定だ。