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政府は6日に発表した「グリーン・ニューディール事業推進案」で、新・再生可能エネルギーとエコカーを主要未来成長動力として育成することにした。
両分野を成長動力とするのは米国と同様だ。これに先立ちオバマ次期米大統領も新・再生可能エネルギーとエコカーに数百億ドルを投入して雇用を創出し、技術を開発して未来の主力産業として育成するという方針を明らかにしている。米国が乗り出せば関連市場は大きく広がるものとみられる。政府が新・再生可能エネルギーとエコカーを成長動力にする理由だ。
成長動力育成策としては、市場創出と技術開発支援を選んだ。エコカーや新・再生可能エネルギー機器を購入する際に政府が補助金を出し消費を増やす方式だ。消費が増えれば生産と技術開発投資もともに増加するという点を狙ったものだ。新・再生可能エネルギー大国の日本とドイツがこうした方法で産業競争力を高めている。
政府はエコカーと新・再生可能エネルギー市場の拡大に今年から2012年まで約2兆3000億ウォン(約1670億円)を投じることにした。この効果で約1万5000人の雇用が生まれるものと政府は予想している。雇用費1件当たりの費用は1億5000万ウォンで、この日発表したグリーン・ニューディール事業全体平均(雇用1件当たり5200万ウォン)の3倍となる。単純に雇用を生み出すだけでなく、成長動力として競争力を備えるための投資であるため、雇用創出効果だけにはとらわれないという説明だ。
新エネルギーとエコカーに2兆ウォン投入、未来の成長動力に(2)
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