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ジンバブエ、コレラで1608人死亡

アフリカ・ジンバブエでコレラが流行している。

ロイター通信など外国のマスメディアは「昨年8月からコレラが発生し初めたジンバブエに、今年に入って雨季が重なったことから、感染者と死亡者の数が急増している」と報じた。

世界保健機関(WHO)によると、ジンバブエ全域のコレラ感染者は3万365人で、死亡者は1608人にのぼっている。


ジンバブエ政府は非常事態宣言をして国際社会に援助を要請しているが、汚染地域の拡大を防げずにいる。ユニセフなど国際救護団体が供給する飲料水や食糧以外に、新鮮な食糧や水を手に入れることができない。

このような状況の中で雨季を迎え、コレラの拡大防止に困難を強いられることが予想されている。コレラの主な伝染源が水であるため、洪水が発生すれば汚染地域がさらに拡大する。経済危機も重なり、ゴミ捨て場や下水処理施設が稼動していない場所も多く、大雨が降れば、被害拡大が予想される。ジンバブエの雨季は1~2月だが、3月まで続く場合もある。

ジンバブエの保健長官は「最近、感染者の増加傾向はとどまっていたが、多くの雨が降り安全な地帯までコレラに汚染されるのではと心配している」と話した。



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