多くの女性ファンから嫉妬されるジフの相手役は２人。 幼い頃から自分を見守ってくれた年上のソヒョン（ハン・チェヨン）と同じ学校の後輩のチャンディ（ク・ヘソン）。 ジフはドラマの序盤でソヒョンに失恋し、徐々にチャンディと親しくなっていく。

「ソヒョンはジフにとって母や姉のような存在です。 チャンディは、ソヒョンに失恋した後、気を落としていたジフにとって‘慈雨’のような人物です。 普段から口数の少ないジフが笑って話せる数少ない人物の中の一人です」


ク・ヘソンとハン・チェヨンのうち個人的にどちらが好きか尋ねてみた。 「２人のうちどちらが接近してきても自分は傾いてしまいますが、ハン・チェヨンさんはもう結婚しています」。短い返答だが、「自分が告白する」のではなく「告白を受ける」という仮定の興味深い話だ。

貴族キャラクターを演じるために、キム・ヒョンジュンは乗馬・ワイン・ゴルフ・バイオリンなどを習った。 最も印象に残っているのは乗馬の授業。 小さな馬は問題なかったが、大きな馬には全く慣れなかったと話した。 ワインはキム・ヒョンジュンの所属事務所の社長から学んだ。 「ソムリエがワインを注いでくれるときは手でグラスの下を軽く支えるのがよいというような基本マナーから習いました。 普段は焼酎が好きなので、突然貴族になるのは大変でした（笑）」

歌手出身のキム・ヒョンジュンにとって「花より男子」は演技への初挑戦となる。 多くの人がキム・ヒョンジュンの演技力を心配しているということを彼自身、よく知っていた。

「キャスティングが決まった後、演技力に関する質問をたくさん受けました。 しかしこれまで頑張って演技の授業を受けてきたし、撮影を続けながら自分がジフというキャラクターに入り込んでいるようで自信が生じました」

先月初め、南太平洋ニューカレドニア島で海外ロケを行った際も、キム・ヒョンジュンは時々演技を指導してくれる個人教師と電話をしながら撮影に臨んだ。

俳優なら一度は魅力を感じる財閥２世の美男役を演じているが、キム・ヒョンジュンは「舞台を懐かしく思う」と話した。 キム・ヒョンジュンが属するＳＳ５０１はミュージカル「グリース」の舞台に立っているパク・ジョンミンと「花より男子」撮影中のキム・ヒョンジュンを除いた３人のメンバーでスペシャルアルバム「Ｕ　Ｒ　Ｍａｎ」を出し、活動中だ。

「舞台に立つ他のメンバーを見ると‘自分もそこにいなければいけないのに’と残念に思うこともあります。 ‘花より男子’で演技の才能があることを見せた後、かっこよく歌手に戻るつもりです」



＜インタビュー＞「花より男子」で演技挑戦のキム・ヒョンジュン（１）