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俳優ペ・ヨンジュン、女優コ・ソヨンをはじめ、広告界のビッグモデルらが建設会社のコマーシャル再契約で苦杯をなめている。
経済寒波の直撃を受けている建設会社らが資産処分とともにコスト節減という自救努力の一環として数億ウォンのモデル料がかかるスター・マーケティング戦略を修正している。建設会社らはトップスター戦略の代わりに、ギャラの安い一般モデルを起用するなどし、イメージ広告を変えている。
2006年から2年間にわたり、コ・ソヨンを起用して高品質マンションのコンセプトをアピールしてきた現代(ヒョンデ)建設は最近、コ・ソヨンとヒルステイト(HILLSTATE)の広告モデル契約を延長しなかった。代わりに、音楽家のチャイコフスキーやゲーテなどの大作を用いた広告を放送している。
京南(キョンナム)アナスビルで知られる京南企業も4日、「昨年末に契約が終了した広告モデルのペ・ヨンジュン氏と再契約を交わさないことにした」と明らかにした。財務構造が堅実な中堅建設会社の京南企業は過去5年間にわたり、ペ・ヨンジュンを起用して認知度と好感度をアップしてきたが、今年から当分のあいだ有名芸能人を起用しない方針だ。
芸能人が建設会社のコマーシャルに起用されなくなったのは25万世帯(業界推測)にのぼる未分譲の余波と既存のアパートの価格下落など、不動産の全般的な景気不況によるものだ。分譲マンションの需要最盛期には有名な芸能人を起用して競争率を高めたが、今は事情が180度変わった。
施工能力100位内にランクされた建設会社が今月末、金融圏から構造調整の対象になるかどうかが決まるだけに、節約できる部分は最大限に節約すべきという内部事情も反映されているという。
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