＜野球＞

「コリアン特急」朴賛浩（パク・チャンホ）の活躍が期待される。２００８年ポストシーズンで朴賛浩と対戦した優勝チーム、フィラデルフィアがまたよみがえった彼の能力を評価し、最高５００万ドルで契約をした。第５先発をめぐり若手選手たちと争うが「給料泥棒」と言われながらも立ち上がった朴賛浩なだけに、この程度の競争は競争ではない。朴賛浩が強いチームフィラデルフィアとともに生涯初の優勝リングをはめるか見守らなければならない。

クリーブランド・インディアンスには、昨年打率３割９厘、１４本塁打、６６打点を記録した貴重な秋信守がいる。中心バッターとし、彼とレギュラーを争ったフランクリン・クティエレズをはじき出した。昨年６勝１０敗、防御率４．７９と活躍したサンディエゴ・パドレスのペク・チャスンは第３先発に入る見込みだ。


不振だった日本の読売巨人軍の李承燁（イ・スンヨプ）は実力を磨いている。彼が知る野球関係者は「強い意志と勝負欲を持った李承ヨプが巨人の４番打者というプレッシャーに勝つだろう」と固く信じている。李恵践（イ・ヘチョン）はヤクルトで林昌竜（イム・チャンヨン）と結束した。１０年前、宣銅烈（ソンドンヨル）、サムソン・リー、李鍾範（イ・ジョンボム）トリオが中日をセントラルリーグ優勝させたが、２００９年はヤクルトが韓国人選手の貢献度が高いチームになるかもしれない。

このほかにも「フィギュアのクイーン」キム・ヨナは２月初めに開かれるバンクーバー４大陸選手権大会と３月下旬のロサンゼルス世界選手権大会では、美しさで世界を征服する決意をした。キム・ヨナは「シニアの舞台３年を経験し、大きな大会でもうまくやれるという確信を持てた」と話す。

スポーツファンなら米国のメリーランド大バスケットボールチームで活躍するキム・ジンスとドイツのフリードリヒスハーフェンのバレーボール選手ムン・ソンミンも忘れてはいけない。