◆２期メンバーの新顔は？＝「李承燁が活躍し、李鍾範（イ・ジョンボム）が走り、代打の崔煕渉（チェ・ヒソプ）が一発を打ってくれた」。第１・２回大会連続で指揮官を引き受けた金寅植（キム・インシク）監督は初回の大会をこのように振り返った。 決定的な瞬間にスターが、中心選手が役割を果たしてくれた、ということだ。 第２回大会では投打の中心軸である朴賛浩（パク・チャンホ）・李承燁（イ・スンヨプ）の出場が不透明だ。 しかしクリーブランドの左打者・秋信守（チュ・シンス）が参加を宣言したほか、マウンドには日本プロ野球のヤクルトで昨年３３セーブ（１勝５敗）を収めた林昌勇（イム・チャンヨン）が立つ。 この２年間で韓国マウンドの世代交代を成し遂げた左腕デュオ、柳賢振（リュ・ヒョンジン、ハンファ）と金広鉉（キム・クァンヒョン、ＳＫ）も今回のＷＢＣに初めて出場し、韓国マウンドを率いることになった。


金広鉉は昨年、東アジア４カ国クラブチャンピオン大会のアジアシリーズで‘日本キラー’に、柳賢振（リュ・ヒョンジン）は不動の国家代表エースに定着した。 このほか、金賢洙（キム・ヒョンス）、高永民（コ・ヨンミン、ともに斗山）、李容圭（イ・ヨンギュ、起亜）、李宅根（イ・テックン、ヒーローズ）が新しく第２期ＷＢＣの責任を負う。 俊足・好打ですでに北京五輪で名前が知られている選手たちだ。