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「海外組=国家代表」の公式が崩れた。 多くの海外組が国内に復帰したという理由もあるが、「韓国プロ野球が成長した」という前向きな結論も出せる。
26日に発表された第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次候補選手リスト(32人)に含まれた海外組は、米国再進出を狙っている金炳賢(キム・ビョンヒョン、元ピッツバーグ)、林昌勇(イム・チャンヨン、ヤクルト)、秋信守(チュ・シンス、クリーブランド)ら計5人。
代表チーム合流に難色を示している朴賛浩(パク・チャンホ、フィラデルフィア)と李承燁(イ・スンヨプ、読売)の状況が変わらなければ、最終エントリー(28人)で海外組はわずか3人となる。
06年第1回WBCに8人の海外組が参加したことを考えれば大きな変化だ。 2大会連続で指揮官を務めることになった金寅植(キム・インシク)監督は「国内選手の実力が高まった。 06年当時は海外組との実力に差があったが、今は状況が変わっている」と説明した。
1日に発表された45人の候補メンバーのうち海外組は8人だった。 2次エントリーで外れた3人の海外組のうち、白嗟承(ベク・チャスン、サンディエゴ)を除いた2人の選手は、WBCコーチングスタッフと技術委員で構成された代表チーム選抜委員会で「国内選手より優れているとは考えにくい」という評価を受けた。
最大400万ドル(約60億ウォン、契約金年俸260万ドル+オプション140万ドル)という破格的な待遇でヤクルトのユニフォームを着た左腕の李恵践(イ・ヘチョン)は李承鎬(イ・スンホ、SK)を上回ることができなかった。
ベテランの李炳圭(イ・ビョンギュ、中日)も代表チーム選抜過程で国内組を越えられなかった。 金監督は「国内にも攻守の優れた外野手が多い。 実際、外野手部門の選抜はそれほど難しくなかった」と述べ、WBC代表チームで李炳圭の席がなかったことを示唆した。
これを受け、WBC4強再現という目標達成可否も国内組の活躍にかかることになった。 第1回WBCでは海外組に対する依存度が大きかった。 李承燁は本塁打(5本)・打点(10)部門で1位になる活躍を見せ、打線の求心点となった。
今大会では海外組の役割を李大浩(イ・デホ、ロッテ)、金泰均(キム・テギュン、ハンファ)、金賢洙(キム・ヒョンス、斗山)、柳賢振(リュ・ヒョンジン、ハンファ)・金広鉉(キム・クァンヒョン、SK)ら国内の若手選手が担うことになる。
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