２８日、韓国政府機関のインターネットホームページがハッキングされる被害に遭った。

韓国公式広報ページのサイト「ダイナミックコリア（www.dynamic-korea.com）」と駐米韓国大使館ホームページ（www.koreanembassyusa.org）がこの日午後、ハッカーにハッキングされ、一部の下位ディレクトリ表示画面に変調をきたした。

変調をきたしたサイト「ダイナミックコリア」の下位ディレクトリ（www.dynamic-korea.com/index.htm）には自らを‘AKbugs.org’所属の‘ｓｐｏ0ｆｅＲ’と‘Ｚｏｍｂｉｅ_ＫｓＡspo0feR’と名乗るハッカーが「大使館のサイトを保護したいならば、AKbugs.orgに加入しろ」と要求した。


利用者がメインＵＲＬを通じて公式ウェブサイトを利用するには問題はなかったが、これらの下位ディレクトリには同日夜までハッカーによるメッセージが残っていた。

彼らはまた駐米韓国大使館のサイトの下位ディレクトリ（www.koreanembassyusa.org/default.htm）を通じ、一時、日本風のイメージとともに「単に興味本位で」などと書き込んだ。この日、ハッキングされたサイトから内部資料が流出するなど、追加被害があったかどうかはまだ確認されていない。