バラエティー番組『無限に挑戦』など民放ＭＢＣテレビ（文化放送）の看板番組が、同テレビの労組が展開中のストライキの影響で、新年早々から再放送を行うことになった。

ＭＢＣ側は２６日午後６時、ストが長引く状況を踏まえ『無限に挑戦』『スターの友達を紹介します』（１月３日）と『日曜日、日曜日夜に』（４日）の新年の初放送は再放送で代替するという案を発表した。また『明朗ヒーロー』と『ギャグ夜』の再放送も検討中だという。

ＭＢＣ側は「労組員でない部長、幹部級以上の職員を現場に投入し‘急な火種’は消すという方針だが、ストが長引く最悪の状況を考えざるを得ない。特に芸能番組の場合、あらかじめ撮影した分量があっても、テクニシャンが動員される編集などの過程が重要であることから、さらに問題だ」と明らかにした。


一方、ＭＢＣのストには、番組の送出業務にあたる職員を除いた記者、プロデューサー、アナウンサーら約１０００人にのぼる労組員が参加しており、これらは同午前社内での集会を終えた後、国会前でデモを行った。