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週末の夕方、静かだった仁川(インチョン)空港が1人の少女の登場で騒がしくなった。‘フィギュアの妖精’キム・ヨナ(18、軍浦スリ高)のためだ。韓国で開かれたフィギュアグランプリ・ファイナルに参加するため今月9日に帰国したキム・ヨナは、20日間の国内活動を終え、28日夕方にカナダ・トロント行きの飛行機に乗り込んだ。
▼キム・ヨナ「2回ミスはしない」
キム・ヨナは「韓国での20日間は2カ月のように長かった。久しぶりに韓国で過ごせたのでよかった。離れるのは残念だが、シーズンがまだ残っているだけにまた日常に戻りトレーニングに集中しなければならないようだ」と感想を述べた。特に、「シーズン後半部の4大陸大会(カナダ・バンクーバー、2月2日~8日)からはミスをしないでプログラムをきれいに締めくくり、高い点数を取りたい」との覚悟を示した。
次いで、「2010年冬季オリンピックに対する心配もあるが、準備をしっかりやれば今シーズンのようにうまくできると思う」と述べた。来年には19歳の大人になるキム・ヨナは、「大学に入学するが、授業を聞ける状態でもない上、選手生活をしていたら年齢を認識できなかった。しかしもう子どもの歳は過ぎたので責任感を感じる」と話す。
カナダに戻ったキム・ヨナは、コーチのブライアン・オーサー氏とともに1カ月間のトレーニングを行った後、プレオリンピックの性格を持つ4大陸大会に出場する。3月には初の世界選手権大会(ロサンゼルス、3月23日~29日)優勝にチャレンジする。
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