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<WBC>代表チーム構成問題、韓国・米国には大きな差



来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加国が代表チームの構成に苦労している。

日本・ドミニカ共和国などが最高レベルの戦力を備えた半面、韓国と米国は代表チーム構成で困難を経験している。 しかし両国の事情は異なる。 韓国の主軸選手はチーム事情や負傷など周辺環境で制約を受けている半面、米国の看板選手はコンディション維持のために参加を辞退している。


▽韓国=気持ちは代表チーム

金寅植(キム・インシク)WBC代表チーム監督が核心戦力に選んだ選手は朴賛浩(パク・チャンホ、フィラデルフィア)、白嗟承(ベク・チャスン、サンディエゴ)、李承燁(イ・スンヨプ、読売)など。

06年第1回大会でマウンドを率いた朴賛浩は今年、完璧に再起に成功した。 しかし朴賛浩はフィラデルフィアと1年契約を結んだ。 大会期間中はスプリングキャンプで先発競争を行わなければならない時期なのでWBC参加は難しい。

右腕先発要員だった白嗟承は国籍(米国)をめぐる論議で負担を感じ、結局、負傷を理由にして抜けた。 李承燁も左手親指の負傷に加え、2年連続で所属球団の読売に寄与していないという負担から、やむを得ず出場を辞退した。

▽米国=愛国よりも利己主義

デイビー・ジョンソン米代表チーム監督は、エース級投手と大砲が相次いで代表チーム参加を辞退し、苦心している。 22勝投手のブランドン・ウェブ(アリゾナ)、ワールドシリーズMVPのコール・ハメルズ(フィラデルフィア)、セーブ100%投手のブラッド・リッジ(フィラデルフィア)などが出場を辞退した。

サイヤング賞投手のティム・リンスカム(サンフランシスコ)、20勝投手のロイ・ハラデー(トロント)も参加しない見込みだ。 ニューヨーク・ヤンキースはC.C.サバシアとA.J.バネットを不参加させる。

アメリカンリーグの打点王ジョシュ・ハミルトン(テキサス)、ナショナルリーグの本塁打王ライアン・ハワード(フィラデルフィア)も不参加を宣言した。

第1回大会で米国代表チームは、選手が愛国心よりも負傷やシーズンを懸念した不誠実なプレーを見せたことで、ベスト4にも進出できなかった。 今回も不参加意思を表明した選手の大半が、シーズンへの負担感とコンディション調整を理由に辞退した。 優れた選手が多いため、不参加表明の負担が少ないのも原因だ。



【ニュース特集】WBC2009(ワールド・ベースボー讃・クラシック)

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