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<野球>賛浩、承?、アジア予選だけでも出てくれたら…

野球代表監督に決まった金寅植(キム・インシク)監督の悩みは深い。

来年3月に行われる第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)を控え、選手選抜が思うようにいかないのだ。

金寅植監督は26日、技術委員会を開いて代表選抜を論議する予定だが、海外在籍選手たちが出場を保留とし、最終エントリーを発表しにくい実情だ。


金監督は24日「28人の最終エントリーを26日に定める予定だったが、海外在籍選手2~3人の出場が流動的なので一応30人以上の名簿を公開することになる」と明らかにした。

金監督は1日、45人の1次候補名簿を発表し「各球団が転地訓練に行く前に代表選手を定めるため最終エントリーを26日に発表する」と述べたが、海外在籍選手たちの合流問題で選手選抜がうまくいかない。

何よりも朴賛浩(パク・チャンホ)がメジャーリーグのフィラデルフィアフィリーズと1年契約を締結し、WBCへの参加が難しくなった。第5先発をめぐり、若い選手たちと競わなければならない立場で、スプリングキャンプの日程と重なるWBC大会に出にくいというのが朴賛浩の立場だ。

李承燁(イ・スンヨプ)の合流も不透明だ。イ・サンイル韓国野球委員会(KBO)運営本部長が22日、日本に渡り、読売からWBC選手出場に対しては肯定的な返事を得て帰って来たが、李承燁本人が「所属チームに専念したい」と意思を変えずにいる。

金監督は「2人の選手にアジア予選だけでも出てもらいたいと言って頼んだ。朴賛浩の場合、1月初めフィラデルフィアで身体検査を受ける際、球団の許可を得ると言った。李承燁の返事も待っているところ」とし、26日発表される2次エントリーに含める意思を表明した。



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