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「中国の携帯特許侵害した三星は96億ウォン賠償せよ」中国裁判所

三星(サムスン)電子が、中国通信企業が起こした特許権侵害訴訟で敗訴し、約90億ウォンの賠償を命じられた。

中国・浙江省杭州市の中級人民裁判所は20日の裁判で、三星電子が華立通信(ホーリー・コミュニケーションズ)の特許権を侵害したと認め、5000万元(約96億ウォン=約6億4000万円)の賠償を命じたと、中国国営の新華社通信が23日、報じた。米国式(CDMA)と欧州式(GSM)の両方式で駆動する三星電子のデュアルモードフォンが、華立通信の特許を侵害したと認めたのだ。

今回の賠償額は中国の携帯電話業界では過去最高額となる。華立通信側のスポークスマンは「三星電子が同技術を用いた携帯電話を70万台以上も販売した」と述べた。


これに対し、三星電子関係者は「華立通信が主張する特許は、三星電子の製品に全く採用されていない」と反論している。また「著名な鑑定機関からも侵害していないという意見を確保しているだけに、即刻控訴する」としている。

三星電子はこれに先立ち、中国の国家知識産権局(SIPO)に「特許主張は無効だ」と提起したが、SIPOはこれを受け入れなかった。



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