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日本のプロ野球・巨人の李承燁(イ・スンヨプ、32)が、来年はレギュラー争いをしなければならない。原辰徳監督がレギュラーリストから李承燁をはずしたのだ。
日本のスポーツ報知は22日、「原監督が阿部(捕手)・小笠原(三塁手)・ラミレス(外野手)の3人だけをレギュラー保証選手に指名した」と報じた。李承燁を含め高橋(外野手)ら看板選手もポジション争いをしなくてはならないという意味だ。
原監督が李承燁に対する信頼をなくしたものではない。ただ今年45試合で打率2割4分8厘、8本塁打にとどまった李承燁に刺激を与えるためとみられる。原監督は「李承燁は2割の打者ではない。相当な気持ちで国を渡ってくるだろう」と奮起を求めた。
巨人には李承燁と競うだけの一塁手はいないが、小笠原の存在は無視できない。スポーツ報知は昨年手術を受けた小笠原の左ひざの状態が万全で、来年も三塁を守れるだろうとしながらも、寺内・古城らが結果を出せば小笠原の一塁手転向の可能性もあると分析している。
李承燁がレギュラーを確保するためには、まずは来年2月の春季キャンプで左手親指のけがを振り払った姿を見せなくてはならない。李承燁が閉じこもって個人トレーニングに力を入れていたのもこうした動きと無関係ではない。李承燁は優勝旅行に参加せず大邱(テグ)でトレーニングに励んでいる。「残りの契約期間2年間にチームに必ず貢献したい」とし、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)不参加を宣言した状態だ。
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