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金東柱(キム・ドンジュ、32)の日本進出が白紙化される可能性が高まっている。
金東柱獲得に関心を示していた千葉ロッテのバレンタイン監督は来シーズン終了後の退団が決まった。バレンタイン監督はまた、「金東柱については代理人に聞いてほしい」と発言し、金東柱獲得と関連しては一歩後退したことを再度強調している。
日本の時事通信は21日、「千葉ロッテの瀬戸山隆三球団社長が球団改革のためバレンタイン監督に来シーズンを最後に再契約はしない意向を伝えた」と報道した。
日本のメディアなどによると、バレンタイン監督が球団との相談なく金東柱獲得を進めたことで瀬戸山社長との摩擦が起きていたという。金東柱側が頼りにしていたバレンタイン監督が1年後に退団することになり、金東柱の日本行きはまた挫折する公算が濃くなった。
バレンタイン監督は前日、自身のホームページに、「わがチームに三塁手は必要ない」とし、金東柱を獲得しない意向を明らかにした後、球団側との誤解を解くため米国から急きょ日本にやってきた。スポーツニッポンとスポーツ報知などは、バレンタイン監督が「瀬戸山社長が右打者が必要と言うので、私は金東柱に関心があると言っただけ。それで韓国野球委員会(KBO)に金東柱の身分照会を要請しただけで他の交渉はしていない」と説明したと伝えている。合わせてバレンタイン監督は、「金東柱の獲得については代理人に聞いてほしい」として事実上手を引いたとの印象を残した。
ただ代理人のダグラス・チョー(韓国名:チョ・ドンユン)は21日、日刊スポーツとの電話インタビューで、「バレンタイン監督だけでなく、千葉ロッテの球団フロントとも接触してみた。球団もまた金東柱に関心を持ち、戦力上必要だとの事実を認めている」とし、依然として日本進出の可能性が残されていることを強調した。
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