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不況で品物による寄付が増加

不況の余波で現金による寄付は減少したが、品物による寄付は増えている。18日、社会福祉共同募金会によると、2008年1月~11月の募金金額は昨年同期比よりも7%(92億ウォン)減少した1115億ウォン(約77億6000万円)と集計された。現金による寄付金額は昨年同期比よりも約104億ウォン(約7億2000万円)減少した852億1900万ウォン(約60億円)だった。一方、物品による寄付額は11億9600万ウォン(約8300万円)増加した263億1200万ウォン(約18億3000万円)と集計された。募金額全体に占める現金の割合は2007年よりも10.9%減少したが、品物による割合は4.8%に増加した。

寄付された品物は包装された鶏肉、サングラス、毛染め剤、殺虫剤、参考書、遊園地利用券に至るまで多岐にわたっている。乳児教育雑誌を発行している「ユアリム」は乳幼児保護所と新生児を委託している家庭に粉ミルク500缶を伝達し、「農水産ホームショピング」は包装された鶏肉(8800個)を社会福祉施設に寄付した。

「景気悪化により現金に窮する企業が商品を寄付しているため」と、共同募金会は説明している。共同募金会のソ・ヨンイル支援開発チーム長は「品物による寄付は物流コストや保管代金を節約できるうえ、福祉現場に必要な品物をすぐに伝達できることから、自社商品のPRにもつながる」と話している。

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