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「韓米FTA」、衝突の末に上程
国会外交通商統一委員会の朴振(パク・ジン)委員長は野党民主党が会議場のドアを壊して入室しようとすると「正当な秩序維持権が悲惨に蹂躙(じゅうりん)されたことで、非常に遺憾に思う」と述べた。
続いて議事の定足数(6人)を確認した朴委員長は同午後2時、全体会議の開会を宣言、批准同意案を上程したことに続き、これを法案審査小委員会に付託した。朴委員長が約3分後に会議の中断を宣布した後、与党ハンナラ党議員らは警護員の保護の下、会議場を出た。
野党民主党は議員総会を開き「議会クーデター」「強行突破」と強く反発した。丁世均(チョン・セギュン)代表は「今日は議会主義が踏みにじられた恥辱の日と記憶されるだろう」とした後「決して議会独裁を許してはならない」と強調した。
ハンナラ党は「違法な暴力事態」とした。洪準杓(ホン・ジュンピョ)院内代表は「これ以上国会が暴力が乱舞する空間になってはいけない」とした上で「今日から団結し▽経済再建の法案▽歳出予算の付随法案▽社会改革法案--を処理していく」と述べた。
民主党議員ら30人は金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長を訪問して抗議し、批准同意案上程の源泉無効、再発防止を求めた後、夜通し座り込みを続けた。
08年12月18日の国会は戦場も同然(1)
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