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昨年9月の‘性ロビー’疑惑を提起して申貞娥(シン・ジョンア)元東国(ドングク)大教授(36、女)の裸体写真を掲載した文化日報が、申元教授に1億5000万ウォン(約1000万円)を賠償することになった。
ソウル中央地裁は17日、申元教授が文化日報を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、文化日報に1億5000万ウォンの支払いを命じる原告一部勝訴判決を下した。
また訂正報道請求を修正引用し、15日以内に裁判所が作成した訂正報道文を新聞1面に1回掲載し、自社インターネットサイトにポップアップ表示を通して報道文を1週間公告するよう命じた。 「申元教授が実際に‘性ロビー’をしたかどうかは明らかでない」という内容だ。
ソウル中央地裁は「裸の写真の掲載が、マスコミが追求する‘公共の利益’のためのものとは考えにくい」とし「扇情的な写真を掲載することで、新聞販売量の増加など商業的な目的を達成しようという動機があったとみられる」と判断した。
▽新聞に掲載された裸の写真が極めて個人的な写真▽写真を入手した過程が正当でない▽‘性ロビー’疑惑を提起するためにカラーの写真を掲載する必要性はない--などを根拠に挙げた。
しかし「写真は合成されたもの」という申元教授の主張に対しては、「立体顕微鏡で拡大して調べたところ偽造・変造の痕跡がなく、整形外科医が申元教授の体を撮影して対照した結果、実際に撮影された後に流出したものとみられる」と明らかにした。
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