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国内免税店で韓国人の購買が急減し、韓国人・外国人の購買額が逆転した。 景気沈滞にウォン安が重なり、韓国国民の海外旅行が急減した半面、日本人を中心に外国人観光客による国内免税店でのショッピングが大きく増えたからだ。
韓国人は海外へ出国する際、一定金額の範囲内で国内免税店を利用できる。 金額制限があるにもかかわらず、昨年まで韓国人の免税店購入比率が全体の半分を大きく超えていた。
関税庁によると、11月の国内免税店の韓国人売上高は7263万ドルと、前年同月(1億6630万ドル)に比べ56%減った。 外国人売上高は前年11月の6656万ドルから今年11月には1億2669万ドルと、2倍近くに増えた。 これを受け、韓国人・外国人の売上高比率は昨年11月の71:29から今年11月には36:64に逆転した。
新羅免税店の関係者は「円高のためブランド品を現地の価格より安く買っていく日本人観光客が売り上げの大部分を占めている」と説明した。 国内免税店業界の全体売上高は昨年11月の2億3286万ドルから先月は1億9932万ドルと14%減った。 免税店を利用した韓国人の数も昨年11月は139万人と、全体利用客の84%を占めていたが、先月は80万人で全体の57%に落ちた。
こうした中で利益を得ているのが国内のブランド品業界だ。 海外旅行が減り、海外ショッピング需要が国内に集まっているからだ。 京畿道(キョンギド)驪州(ヨジュ)プレミアムアウトレットを運営する新世界(シンセゲ)チェルシーは今年の月平均売上高が前年比30%以上増えた。 下半期の訪問車台数は前年同期比25%増。 一日100万ウォン以上購入したVIP顧客数も34%増加した。 外国人観光客も前年に比べ40%増えている。 この売り場の120ブランドのうち100ブランド以上が海外ブランドだが、10代の人気ブランドの売上伸び率は51%を記録した。
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