コンビニチェーンのGS25によると10月から12月の間にインスタントラーメンの売上げが43.2%増加し、特に辛いと評判の商品は55.7%も増加したそうです(昨年同時期比)。また、おにぎり類も辛い味が人気。

さて、その理由は？




脳内ホルモンの一つであるエンドルフィンはストレスの緩和作用があるとされている物質ですが、辛味はこのエンドルフィンの生成と分泌を促進するのだとか。昨今の不況からくる社会不安で人々のストレスは高まる一方。そこで手軽にストレス解消できるとして、辛い味を欲する人が増えた、というわけのようです。



では、ストレス発散の激辛料理をご紹介。トップバッターはナッチポックム(テナガダコの炒めもの)。テナガダコの切り身を唐辛子とコチュジャン(唐辛子味噌)、さまざまなタレを混ぜ合わせて炒めた料理です。一口食べただけで、｢辛っヒ～！！｣



お次はプルダック。プルは｢火｣、タクは｢鶏｣で、食べれば火が出るほど辛いと言う意味からついた名前。鶏肉をコチュジャン(唐辛子味噌)や唐辛子を使ってひたすら辛く味付けしてあります。目からも火が出そうな辛さ。



激辛料理の新旗手、へムルトッチム。トッポッキの豪華版とでも言いましょうか、激辛タレで海産物、野菜、お餅を煮詰めたもの。辛いけどクセになる味で、女性を中心に大人気。

辛い食べ物はストレス解消だけでなく、寒い季節、体を温めるのにも効果的。最近ストレスを感じる方は、この冬、辛い味でスッキリしてみましょう～。



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