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自動車業界の再編が加速(2)…日本・韓国は減産で危機克服

 ◆日本・韓国は独自路線=日本のトヨタ・ホンダ、韓国の現代・起亜(ヒョンデ・キア)は独自の生存を模索している。 トヨタの全世界生産施設(提携含む)は1000万台にのぼる。 今年の目標だった920万台の生産から先月100万台を減産したのに続き、来年は750万-700万台に生産を減らし、今回の危機を乗り越える戦略だ。

ホンダはM&Aに否定的だ。 技術・文化の格差のためシナジー効果よりも危険要素が増えると考えている。 実際、90年代以降、自動車企業のM&Aのうち成功したのはルノー-日産と現代・起亜車ぐらいだ。

現代・起亜車は00年代初め、英ジャガーと日本富士重工業(スバル)の買収を検討したが、文化の格差が大きいと判断してあきらめた。 この7年間、海外工場をすべて独自で建設した。


トヨタと現代・起亜車は合併・買収(M&A)や提携よりも、これまで増やしてきた海外生産施設の効率的な運営に集中する。 工場の稼働を減らしながらも最小限の費用で生産することが当面の目標だ。



自動車業界の再編が加速(1)…プジョー・フィアットが合併を推進

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