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「来年はとてもおもしろくなりそうです。シン・ジエも来たし、ヤン・ヒヨンも来たし…。LPGAツアークォリファイングスクールを終えてオリエンテーションで話を交わしたが、皆良い印象を受けました」
“1千万ドルの少女”ミシェル・ウィ(19、韓国名ウィ・ソンミ)は韓国語でこう言った。16日昼、ソウル中区ロッテホテルで開かれた記者懇談会でのことだ。祖父(故ウィ・サンギュ教授)の葬儀に参加するため12日、韓国を訪れた彼女はこの日1時間ほどにわたって近況と来季のLPGAツアーで活躍することに対しての所感を明らかにした。
「一時は390ヤードまで飛ばしました。コオリナゴルフクラブで練習ラウンドをしながら立てた記録ですが、これからはこれ以上、距離にとらわれず正確さに気を使います。クォリファイングスクールでは特にドライバーを握りたい誘惑を抑えるのにひどく大変でした」
ミシェル・ウィは「2年前、手首の負傷で飛距離が大きく縮んだのは事実」とし「今はドライブショットの距離が270ヤード。でも距離は練習さえすれば増やすことができるので、大きく気を使っていない」と話した。
来季、目標は何かという質問に対してはこう答えた。「多くの大会に出場して優勝もたくさんしたい。立派な選手がずらりといて容易ではないが、プレーを楽しみたいです。いちばん優勝したい大会を挙げろといわれたら、メジャー大会になりますね。ナビスコチャンピオンシップやUSオープンみたいな大会です。あ、ところでソレンスタムが引退したという事実はまだ実感がわきません。皆ソレンスタムを残念に思っています」
スタンフォード大学に在学中のミシェル・ウィはまた「学校生活がとてもおもしろい」とし「人生でゴルフが最優先ではあるがスタンフォード生活もあきらめたくない」と打ち明けた。
「倫理学が本当に良かったです。専攻はアジア学にする予定で、来年にはコリアンドラマというテーマのクラスがあるのでこの授業を必ず取りたい。韓国ドラマが米国でも大人気だから」
ミシェル・ウィの父ウィ・ビョンウクさん(46)は「ほかの学生は1年に3学期通うのに、ミッシェルは学校生活と運動を両立するのに2学期しか通っていない。そのため(4年以上)6年での卒業を目標にしている」と話した。
ミシェル・ウィは「5年前までは子供で、ボールをたたきつけるだけだったが、今は身も心も変わった」とし「世界で一流選手になるためにやるだけのことはやる」と語った。
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