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賭博産業の不敗神話が揺れ動く



カジノ産業も景気低迷の余波を避けることはできなかった。景気が悪化しても、「賭博産業は影響を受けない」という神話が揺れ動いている。

16日、「江原(カンウォン)ランド」によると、この会社のカジノの11月の売上は772億ウォン(約50億8600万円)で昨年同月比に比べ、8億ウォン(約5270万円)減少した。前年よりもカジノの売上が減少したのは今年が初めてとなる。景気が悪くなっても、カジノの売上は着実に増え、8月には1000億ウォン(約65億8000万円)を上回ったが、その後は増加幅が著しく減少し、11月には昨年の実績を下回った。


「江原ランド」のキム・サンデ常務は「カジノの売上が減少したのは巨額のベッティングをする会員営業所の顧客が著しく減少したため」とし「通常1日に70~80人いた会員顧客が60人程度に減少した」と説明している。

また政府による規制も「江原ランド」の成長を妨げている。最近、射幸産業統合監視委員会は「射幸産業の規模を国内総生産(GDP)の0.66%にする」と明らかにした。

しかし、カジノ会員営業所の売上は減少しているが、「江原ランド」は不況の衝撃が相対的に少ないだろうという分析もある。

信栄(シンヨン)証券のハン・スンホ研究員は「『江原ランド』がカジノ産業の比重を縮小するために作った『ハイワンリゾート』の顧客が着実に増加しており、ここで増えた顧客がカジノの一般営業所とスロットマシンの売上を増加させていることから、景気低迷による打撃は大きくないだろう」と予測している。



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