天下の三星(サムスン)電子もどうすることもできないのか。世界を強打する景気低迷の中、三星電子が今年第4四半期に赤字を出すとの見通しが相次いでいる。三星電子は四半期業績を公表し始めた2000年以降、一度も赤字を出したことがない。DRAM価格が原価割れを起こす激しいチキンゲームの中でも、半導体メーカーでは唯一三星電子だけが黒字を維持してきた。
最初に憂鬱な見通しを出したのはやはり外資系証券会社だった。クレディリヨネ証券(CLSA)は今月初め、三星電子が来年8000億ウォン(約530億円)の営業損失を出すとの見通しを示した。半導体価格の下落傾向が収まる兆しが見られないという理由だ。DRAMエクスチェンジの調査によると、今年半ばまで2ドルを上回っていた1GbDDR2DRAMの価格は12日現在0.59ドルまで下がった。競合メーカーが倒れるまで原価以下で量を浴びせるチキンゲームは最終局面に入ったが、今度は需要が深刻なほど減り始めたためだ。
最初に憂鬱な見通しを出したのはやはり外資系証券会社だった。クレディリヨネ証券(CLSA)は今月初め、三星電子が来年8000億ウォン(約530億円)の営業損失を出すとの見通しを示した。半導体価格の下落傾向が収まる兆しが見られないという理由だ。DRAMエクスチェンジの調査によると、今年半ばまで2ドルを上回っていた1GbDDR2DRAMの価格は12日現在0.59ドルまで下がった。競合メーカーが倒れるまで原価以下で量を浴びせるチキンゲームは最終局面に入ったが、今度は需要が深刻なほど減り始めたためだ。
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