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来年度予算、雇用創出と資金不足の解消に集中(1)

来年の予算は雇用の創出と資金不足の解消に主に使われる。雇用関連の予算は今年に比べ41%増えた。景気対策が急がれるだけに、24兆8000億ウォン(約1兆6000億円)の赤字が出るのは甘受した。経済部門の支出が増加するにつれ、国防・教育の予算は今年より増えたが、当初の政府案より減った。

◇雇用創出に集中=今年3兆4467億ウォンだった雇用関連の予算が来年には4兆8655億ウォンに増える。政府が予算を大きく拡大して策定したが、ここに国会が約2000億ウォンを追加した。雇用予算のうち、増加幅が最も大きい分野は「職業教育」(1106億ウォン→4643億ウォン)の部門だ。

公共機関と中小企業がそれぞれ約2万人のインターンを採用し、新産業部門への教育費も政府が支援する。今後の5年間「ベンチャー企業5万社の創業」を目指すという政策も予算(1兆3698億ウォン)に反映された。政府はこの予算が効率的に使われてベンチャー企業が増えれば、5年間15万人の雇用を創出できるものと期待している。


最も厳しい状況に直面している低所得層への直接的な支援にも配慮した。4人家族ベースで月126万ウォンだった最低生計費が132万ウォンに引き上げられた。これによって政府が低所得層に支給する生計費(基礎生活保障)が今年より2850億ウォン増えた。低所得層の子どものための統合福祉支援(ドリームスタート)関連予算も今年96億ウォンから来年223億ウォンに増額された。保健・福祉分野全体の予算は今年より10%増えた74兆7000億ウォンだ。



来年度予算、雇用創出と資金不足の解消に集中(2)

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