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乗客に悪口、小銭投げたタクシー運転手の営業停止は正当

 Kは2000年に個人タクシーの免許を取得した。 しかし「Kは不親切だ」という乗客のクレームが絶えなかった。

Kは乗客に「道を知らない」と言うことが多かった。 乗客が教えても、違う道へ入ったりした。 乗客が「間違っている」と言っても、逆に悪口を浴びせた。

目的地に向かう途中、道が分からなくなると、途中で客を降ろしたりもした。運転中にたばこを吸うことも多かった。 後ろの座席に座ると、「前の席に乗れ」と命令した。 料金8300ウォンに乗客が1万ウォンを出すと、釣り銭を渡さなかった。また乗客が降りている途中に出発し、けがをさせたこともある。


このように度重なるクレームは今年初めまで乗車拒否11件、途中下車7件、不親切(悪口含む)60件、不当料金徴収5件の計89件にのぼった。 管轄の陽川区(ヤンチョング)は数回の警告措置を経て、5月初めに事業改善命令を出した。 しかしKは改善を拒否した。

7月には病院の後門に行くという乗客を正門で降ろし、釣り銭を投げた。 8月には乗客を「なぜ最初から正確に行先地を話さなかったのか」と責め、乗客が「途中に降りる」と話すと、無賃乗車だと言って派出所に連れて行ったりもした。

陽川区は事業改善命令を違反したという理由でKに60日間事業一部停止処分を下した。 Kはこれを不服とし、訴訟を起こした。 しかしソウル行政裁はKに敗訴判決を出したと11日、明らかにした。 裁判所は「経済的な損失を参酌しても、タクシー営業の秩序を正す公益的な必要が大きい」と説明した。



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