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金東柱(キム・ドンジュ、32)の日本進出が実現に近づいている。
韓国野球委員会(KBO)は12日、「日本野球機構(NPB)から金東柱に関する身分照会要請を受け、これを所属球団の斗山(ドゥサン)ベアースに通報した」と明らかにした。
身分照会要請は、選手-球団間の入団交渉がある程度合意した後に行われるケースが多く、金東柱の日本行きは最終段階に入ったと予想される。
昨年冬にフリーエージェント(FA)資格を得た金東柱は、日本進出を果たせなかった後、斗山と1年再契約(年俸7億ウォン)した。
慣例上、身分照会を要請した日本球団がどこかは明らかにされていないが、千葉ロッテ・マリーンズが最も有力な候補に挙がっている。
千葉ロッテは11月末、金東柱を来シーズンの新外国人選手候補に決めていたという。 当時、千葉ロッテの瀬戸山球団社長は日本メディアとのインタビューで「韓国のFA選手を調べている。 今は詰める段階」と関心を表した。
千葉ロッテとともに金東柱の移籍先に挙がっていたオリックス・バファローズは内野手ホセ・フェルナンデスの獲得を進めていることが伝えられた。 日本サンケイスポーツ紙は12日、「オリックスが今シーズン楽天でプレーした内野手ホセ・フェルナンデス(34)のエージェントと米ラスベガスで開催中のウィンターミーティングで接触している」と報じた。
オリックスが国内SKワインバーンズ出身で今年3割1厘・18本塁打・99打点を記録したフェルナンデスを獲得する場合、金東柱のオリックス行きは難しくなる見込みだ。
金東柱は11日、ソウルCOEXで開かれた2008プロ野球ゴールドグラブ授賞式の前に行ったインタビューでも「エージェントが頑張って活動しているので、もうすぐ良い知らせがあると信じている」と日本行きが差し迫っていることを示唆した。
金東柱は「金額は気にせず、どのチームでも、どのポジションでも日本でやりたい。もちろん三塁手を原則に交渉するが、一塁手、外野手、指名打者も経験があるので、どのポジションでもチームの事情に合わせてできる」と日本進出に強い意欲を表した。
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