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◆技術力と表現力vs高難度ジャンプ=取材のために韓国を訪れた日本の記者たちは「浅田は今大会でキム・ヨナより優位にたつために、トリプルアクセルを2度試みるだろう」と語る。浅田に対立するキム・ヨナの武器は“教科書ジャンプ”と呼ばれる正確な技術と豊かな表現力だ。ジャンプの正確度と高さはフィギュア専門家たちの間ですでに定評がある。
◆プログラム構成も戦略=キム・ヨナは1次大会で弱点であるトリプルループ(基本点数 5.0)がシングルで処理され0.5点しかもらえなかった。したがってショートプログラムの結果によってキム・ヨナはトリプルループ挑戦を決めるものとみられる。浅田も似ている。接戦の場合にはトリプルアクセル-ダブルトウループで勝負に出るが、そうでなければ安全にトリプルループを選択する可能性が高い。
◆ISUグランプリファイナル =世界最高級選手たちが技量を競うフィギュアスケートの頂点を決める大会。シーズン中、6回のシリーズ大会で最も高い点数を得た6人のみ招待される。女子シングルのほか男子シングル、ペア、アイスダンスなどの種目が行われる。
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